ベトナム視察研修

令和7年4月9日~12日の日程で、ベトナム視察研修を実施致しました。
労働力不足が深刻化する昨今、外国人労働者とりわけ理系卒の高度人材の雇用の可能性を拡げる為、ハノイの工業大学2校と送出機関の日本語学校を視察致しました。

工業大学自体の歴史は古く国や外国メーカーの支援を受け、昔ながらの旋盤、溶接機械の他、最新の機器も見受けられました。
主要な学習項目は、やはり自動車関連が多いようです。

大学側の校長先生や講師の方と意見交換を行い、学生の海外への就職支援については学校によって温度差はありましたが、今後より増加していく認識ではありました。
約三万人の生徒のうち海外就職する総数が1割弱、またその中で日本へ来ている方は3%程度のようです。
技能実習生として日本に来ている方々の大半は4ヶ月から半年程度、日本語を学んでとりあえず働いて仕送りをしようというのが現実です。

東南アジアの方の感覚ですと大企業ありきよりは国で選んでる部分も強いようで、派遣会社との関係もありますが今後、より連携を深めていくことができれば大きな可能性へとつながると感じました。

関係者の皆さん、お疲れさまでした。

広報委員会:武藤貴洋

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